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幸雲南塾2016中間報告会


雲南市では、2011年より社会起業や地域貢献を志す若い人材の発掘と育成を目的に人材育成「幸雲南塾」に取り組んでいます。
6期となる今期は、5月のスタートアップ合宿で始まりました。
今回は中間報告ということで、これまで行ってきた活動の報告と合わせ、今後プランを実施するにあたって検証していく事柄についての講義と、貴重なアドバイスを皆さんから受ける機会となりました。
ご参加いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。

フォトレポートをまとめましたので、どうぞご覧下さい。
【フォトレポート】https://goo.gl/xkYqJ9
【イベントページ】https://goo.gl/DClzn6

【はじめに(13:00−13:20)】
<幸雲南塾2016塾長 中澤太輔 挨拶>

雲南市掛合町出身中澤太輔です。幸雲南塾も今年で6期となり、塾生はさらに本気で取り組んでいると思う。来場の皆さんも、コメントシート真剣に記入してほしい。みんなで良いプランにしていきましょう。

<幸雲南塾事務局 平井佑佳>
本日の進行を務める平井です。
今年の幸雲南塾は5月の合宿から始まり、塾生はこれまで自分たちのプランの「受益者理解」を深める期間として活動をしてきた。簡単に言うと「どんな人にどうなってほしいのか」について調査する期間。
今回はその中間報告の発表と、今後これまで明らかになったことを元に、仮説をどうやって検証するのか、を講義とそのあとのフィードバックで明確化させることを目的としている。
皆さまにはぜひお手元のコメントシートに、塾生へのアドバイス・感想・激励等を記入いただけると幸いです。

【6期生 「受益者理解」の中間報告(13:20−13:50)】
①Joynt <自然保育の推進>
②福山 順子<縁結びパンツによる地域活性化>
③在宅医療チーム<在宅みとりを選択できる地域づくり>

【次の実践に向けた講義(13:50—14:50)】
<リーン・スタートアップのエッセンス「アクションから学習し、プランを育てる」>
講師:NPO法人おっちラボ 事務局長 小俣健三郎
目的:アクション開始→プラン成長に向けた、より良いアクションへの考え方を学びましょう。
①現行プランの目的の明確化
②現状プランのアセスメント
③   〃  アクションプラン

(1)質問:皆さんは、なぜプランの実践をまずはじめているの?
・やってみないとわからないから(勝部)
・確実なことから実践していきたい。→大きいことからやると大けがする(勝部
・計画から入ると自分の主観が入りすぎるから。→客観的なプランにするため。
・自分の若いときは確実な計画を立てて実施していた。現在はアメリカ的に仮設プラン設計+実践+修正をしていて驚いている(加藤)

(2)質問:こんな実践はどうですか?やらない理由を教えてください。
例)塾運営。短期間だが事務所を借り上げ、講師を8人雇って試験運転。
意見)金銭的リスクが大きい。(上野)
   雇用の手間・無駄が多い(井上)

(3)実践するときに、最低限の条件は何ですか?
・実践を通して「知りたいこと」がわかること
参考図書)リーンスタートアップ(地図を捨ててコンパスを頼りに進め)

(4)実践からどうやってプラン成長に結びつけるか?
「学びのプロセス」…とにかく失敗して学んでください。
<MVP(小さく実践可能な事業のひな形)>
①こういうサービスみんな求めてるよね!“原型”
②最小限の労力と時間でできる
③実験的でOK
<MVPづくりのポイント>
①仮説づくり
★多少質が悪くても、誰かの「共感」を呼ぶことが大事。 例)Dropbox

【矢田補足】
この場の目的再確認
①塾生に「アクション→プラン→アクションのエッセンス」を身に着ける。
②応援してくれるサポートチームも、塾生と同じような視点を身に着けることで、応援していただく。

【質疑応答①】
・数値化の部分で、生きる数値の明確化をしてほしい。具体的な事例は?(福山)
 →おっちラボの事例。
・PDCAサイクルとの違いは?
 →pDCA。小さなプランを立てる。

【質疑応答②】
・ニーズを知るために何を調査しないとといけないのか、が分からない。(勝部)
・成果目標の具体例を知りたい。(雲南HP勝部)
■ゲストの石川孔明さんより)自分が実施してきたネットベンチャーがまさにリーン。
・愛知県の漁網で手掛けたネットベンチャー
 ①10枚くらい漁網を漁師からもらう(ビール8本と交換)
②2003年 漁網をヤフオクで売る 
→当時ネットユーザーにはほとんど売れなかった。
 ③ユーザーに活用調査実施 
→送料無料で送るので、使用写真を送ってくださいとお願いした。漁業以外に、イノシシ捕獲や家庭でも活用できるということが分かった。カタログ作成した。
 ④マニア向けの業界紙の「譲ります」コーナーで、はがき作戦。
 ⑤検証
  →実際に使用しているか検証(数字検証はしなかった)。ユーザーの声をしっかり拾えるように実施した。

【休憩(14:50−15:00)】

【フィードバックタイム(15:00−17:15)】
<ゲスト>
 山元 圭太氏(株式会社PubliCo 代表取締役COO)

 石川 孔明氏(雲南市地域支援研究員 / ETIC.リサーチフェロー 
       / リクルートワークス研究所客員研究員)

■始まる前に「鹿児島県 長島町副町長 井上貴至さんよりコメント」

・ぶりの町。鹿児島県長島町から来ました。 副町長の井上です。
・自分は次の次のオリンピックで柔道で金メダルとることが夢。①続けること ②自分たちで価値をつくること。が大事。今日は、雲南市でも新しいことを自分たちで創っていくことが重要であると感じた。
・柔道で大事なことは、相手のふところに入って、受け身をとって、立ち上がることが重要。それになぞらえてみんなで創りあげていきましょう!!

<フィードバックタイムの目的>
10月の中間報告会に向けて、以下3点ができている状態になる。
→①目標の明確化 ②効果と検証の仕方 ③具体的なアクションプランの設定
①在宅医療チーム
②Joynt
③福山さん

【おわりに(17:15−)】
■全体感想
1.Joynt 勝部さん
・皆さんに聴いていただくことで、森のようちえんを知ってもらえてよかった。
・自分のやりたいこととやるべきことのズレがあるということが認識できた。
・今後もみなさんにサポートもらいたい。
・活動もFacebookを通じて発信したい。イイネをよろしく。

2.在宅医療チーム 勝部さん

・コミケアとラボアカでも協議し、今後走っていくことがみえた
・医療従事者は考え方が凝り固まってしまい、活動が停止することが多い。
一般の人からの意見をもらうことで視野も広がる。
・制限や壁が多いが、一般の人にもひろくあたたかく、そして一緒にやっていけるものにしていきたい。

3.縁結びパンツ 福山さん

・パンツという特色的なもの。昨年度9月にパンツのことを思いついたら、商品開発のために市役所の方が動いてくれた。一人で思いついたものが、市役所を通じ、おっちラボ、ここにいる人々に伝わり、リレーのように幸せを伝えられてうれしい。今後もパンツに関わってうれしいたのしいを伝えていきたい

4.アドバイザー
(1)石川孔明さん
・地域の創業支援に入ることが時々あるが、雲南市のこの場は温かい。市役所職員・おっちラボ・参加者のホスピタリティーが素晴らしい。かつ、3組の塾生が、他のアドバイザーの話を真摯に受け止めていることも特徴的。最終報告会を楽しみにしている。
(2)山元圭太さん
・殺伐とした雰囲気にさせる役割として入った。初回合宿後に話していたことを、必ず集計して実施している3組の塾生に感銘。次回10月中間発表会の中で、本日のVBMでコメントしたアクションがどのような形で実施されるか楽しみにしている。
(3)松井さん(しまぎん支店長)

・創業支援に携わっていく中で、これからも雲南市に携わっていきたい・かつ強力したいと考えている。
(4)加藤さん(市役所)

・幸雲南塾が実践的になっていることが非常にすばらしい。これだけのサポートメンバーがいることが、今後の発展に必ず寄与できると思っている。
(5)中澤(塾長)
・これまでの塾生と比較して、アクションしている塾生ばかり。またサポーター&アドバイザーも、創業に支援してくれる仲間が多く集まっている。

【アナウンス】
■今後の流れ
8/23(火)18:30- ケーススタディ実施
10/16(日) 中間発表会

■お知らせ
雲南コミュニティキャンパスの学生インターンシップについて(雲南市役所 須山さん)

【交流会(18:00—21:00)】
場所を木次商店街の中に移しての交流会でしたが、約20名の皆さんにご参加いただき、参加者はざっくばらんに打ち解け、意見を交換し合う活気のある場になりました。